早どり青梅で作るカリカリ梅 ぶどうの木の梅仕事 2021年

カリカリ小梅は、完熟前の新鮮で身のしまったもので作ります。この記事ではおいしいカリカリ梅を作るためのポイント、塩だけで作る基本のカリカリ梅、酢と砂糖で作るカリカリ梅、しょうゆ味のカリカリ梅、この3つのレシピを紹介します。添加物なしの安心なカリカリ梅を作って下さいね。

おいしいカリカリ梅を作る3つのポイント

カリカリ梅漬けを作る時に大切なポイントが3つあります。これを守って美味しいカリカリ梅を作って下さいね。

1,鮮度のいい硬い梅を使う

新鮮で実がしまって硬いものを使いましょう。柔らかい梅が固くなるわけではありません。とれたての固い梅を使ってカリカリに仕上げます。目が青くても、収穫から時間が経過しているとカリカリした食感にならないことあります。(ペクチンの水溶化がすすむため)収穫してからそれほど時間の経っていない新鮮で未成熟な果実を使います。

下準備の際長時間水につけると梅がやわらかくなってしまいます。梅が水分を吸わないよう手早く作業しましょう。

硬い梅はへたが取りにくいです。漬けた後にへたをとったほうが梅の実に傷をつけずにすみます。

2,卵の殻の力を借ります

卵の殻に含まれるカルシウムと梅のペクチンが反応し、果肉がさらにしまってカリカリした食感になります。卵の殻の薄皮はカビの原因になります。丁寧に取り除いてくださいね。

3,ミネラル分が多い塩を使いましょう

天日乾燥などで昔ながらの製法で作られた、ミネラル分がしっかり残っている塩を使ってください。ペクチンと反応し「カリカリ感」が増します。

 

有機栽培小梅 カリカリ梅

 

塩だけで作る基本のカリカリ梅

塩だけで作るカリカリ梅です。梅のおいしさがシンプルに伝わってきます。そのままいただいたり刻んでおにぎりに入れてお召し上がりください。

 【材料】

・生小梅:500g

・粗塩:50g(10%)

 【作り方】

  1. 卵の殻を、内側に付いている薄皮をきれいに剥がして水洗いし、半日~1日干す。カラカラになったものを手で砕いて、だしパックまたはペーパータオルでくるんでおく。
  2. 小梅を手早く洗う。(水に長く浸けすぎると水分を吸って柔らかくなってしまいます。)清潔な布、またはペーパータオルで水分を取る。水分がなくなったら、焼酎・消毒用アルコールなどをふりかけ表面を濡らす。
  3. 半分の量の塩を入れて梅をごしごしと揉む。梅の色が変わったら保存用の容器に移し、残りの塩と卵の殻を入れて密封する。冷蔵庫で保管。
  4. 1週間ほどで食べられます。

 直後と2週間後の様子

 

有機栽培小梅 カリカリ梅 直後

 

2週間後、カリカリの梅になりました。梅の香りたっぷりでおいしいです。

有機栽培小梅 カリカリ梅 1週間後

ピクルス風カリカリ梅

酢と砂糖でピクルス風に漬けました。甘みがあります。お茶菓子などにどうぞ。お好みでしそを入れるとピンク色になり、風味が増します。

 【材料】

・生小梅:500g

・米酢:360cc

・砂糖:170g

・粗塩:50g

・出汁昆布:5cmぐらい

・卵の殻:2個分

 【作り方】

  1. 卵の殻を、内側に付いている薄皮をきれいに剥がして水洗いし、半日~1日干す。カラカラになったものを手で砕いて、だしパックまたはペーパータオルでくるんでおく。
  2. 小梅を手早く洗う。水に長く浸けすぎると水分を吸って柔らかくなってしまいます。
  3. ボウルに酢、砂糖、塩を入れてよく溶かしておく。
  4. ビニール袋または密封容器に、1、3を入れ梅を入れて漬けます。(しそを入れて作るときはここで入れます)
  5. 冷蔵庫で保管。2週間ほどで食べられます。

 

 直後と2週間後の様子

密封容器に入れました。卵の殻は一番上。

ピクルス風カリカリ梅 直後

2週間後。甘酸っぱいカリカリ梅ができました。お茶うけやご飯お供にどうぞ。

ピクルス風カリカリ梅 1週間後

 

「カリカリ梅の醤油漬け」の作り方

醤油、昆布、鰹節で旨味を染み込ませた醤油漬けもおいしいです。梅干しより早く食べられるようになり、漬け汁も梅そうめんのたれ、梅ポン酢、梅醤油ドレッシングにと大活躍です。

この梅干しは刻んでおにぎりに入れてお召し上がりください。本当においしいです。

【材料】

・青梅:500g

・醤油:500cc

・酒: 50cc

・みりん:50cc

・昆布:15cm程度

・削り節:10g

・卵の殻:2個分

・殻を入れるだしパックまたはペーパータオル

・広口の密封ガラス瓶

※ガラス瓶は大きめの密封容器でも代用できます。

 

【作り方】

  1. 卵の殻を、内側に付いている薄皮をきれいに剥がして水洗いし、半日~1日干す。カラカラになったものを手で砕いて、だしパックまたはペーパータオルでくるんでおく。
  2. 青梅を洗い、一昼夜水に漬けてあくを抜く。
  3. 2をざるにあげ、よく乾かしてから竹串でヘタを取る。
  4. ガラスビンの一番下に1と昆布を、次に梅を入れて醤油と酒、みりんを注ぎ、削り節を入れる。梅がすべてひたひたにならないようなら、醤油1、酒とみりん0.1ずつの割合でつぎ足す。
  5. 直射日光の当たらない冷暗所に保存する。3~5日程度で味が染み込む。じっくり染み込ませる場合は1週間程度漬け込む。漬け込み期間が長すぎると辛くなる場合があるので、3日ぐらい経ったら味をみて、お好みのところで汁から引き上げ、冷蔵庫に保管する。
  6. 梅を引き上げた後の漬け汁は、昆布を取り、削り節をこしてビンに入れ、冷蔵庫で保管する。

 直後と2週間後

かつお節と卵の殻はそれぞれお茶パックに入れました。

カリカリしょうゆ梅 直後

かつお節の香りのおいしい梅になりました。カリカリです。お醤油は、めん類のつゆ・冷ややっこなどにさわやかにおいしく使えそうです。梅は細かく刻んでご飯に混ぜたらおいしそうです。

 

カリカリしょうゆ梅 1週間後

まとめ 添加物なしのカリカリ梅を漬けよう

孫も子供たちもカリカリ梅が大好き。カリカリ、カリカリと際限なく食べています。自分でも作ってみようかなと思って、裏の食品表示を確認すると添加物がたっぷり含まれていました。

梅、しそ、食塩、乾燥かつお節、ごま、還元水飴、ソルビット、酒精、酸味料、野菜色素、しそ色素、ビタミンB1、調味料(アミノ酸等)、香料

スーパーで購入したあるカリカリ梅の食品表示です。

 

細かく刻んでご飯に混ぜたり、ぽりぽりそのまま食べたりとってもおいしいカリカリ梅。自分で作れば塩分も味も自分好みに出来上がります。添加物の心配もなく簡単にできます。ぜひ作って下さいね。

 

4種類のカリカリ梅

塩だけで漬けたカリカリ梅にしそを入れました。香りがよくおいしそうです。