私たちは有機野菜専門の八百屋です。野菜ソムリエが目利きした安全・安心で「おいしい」野菜をお届けしています。私たちは40年以上有機野菜を販売しています。誰もが安心して食べられる美味しい野菜を多くの方に届けたい。それが私たちの願いです。

会社概要

私たちは有機野菜専門の八百屋です。生産者様が心をこめて作り、厳しい審査を経て認証された有機野菜を、野菜ソムリエが目利きし、安全・安心でおいしい野菜をお届けしています。ぶどうの木がお届けする有機野菜は、畑からみなさまのお手元までずっと有機JAS基準です。

会社概要
販売店名ぶどうの木
販売店名株式会社 東研
設 立昭和48年1月16日
資本金1,000万円
代表者代表取締役 高橋 和子
法人番号6180001000868
適格請求書発行事業者番号T6180001000868 登録年月日 令和5年10月1日
サイト運営責任者高橋 和子
本社住所〒463-0051 名古屋市守山区小幡太田15-22
電話番号TEL:052-793-3085FAX:052-793-4557
定休日土日・祝日 その他臨時のお休み(夏季・年末等)
営業時間9:30〜17:00
事業内容有機農産物の販売、土壌改良資材の販売、酒類の販売
主要取引先 株式会社マルタ 他 ほとんどが個人のお客様です

本物の有機JAS認定野菜をお届けします

有機JAS認定マークお届けする野菜は、2年以上農薬や化学肥料を使用していないと認められた畑で栽培され、厳しい認証基準をクリアした本物の「有機野菜」です。農薬や化学肥料を使わずに育った野菜というだけでは有機野菜ではありません。

隣の畑や田んぼから農薬や化学肥料が入って来る可能性がある場所は、緩衝地帯として認定地から除外します。完全に農薬や化学肥料の影響のない地帯だけが有機JASの格付けを受けることかでき、有機JASシールを貼って出荷できます。

また収穫後も、ほかの普通の農法で作られたものと混ざらないよう、農薬などに汚染されないよう、収穫後の保管場所や小分けして袋詰めするところも管理を徹底しています。遺伝子組み換えの種子や原料の使用もありません。

安心して食べていただくための信頼の証

有機野菜は、畑までその栽培方法をさかのぼることができるトレーサビリティ(追跡可能性)が確立されています。農薬を使わずに栽培、保管、小分けされるだけでなく、それを確かめることのできる記録が必要になります。

その記録を農林水産省に登録された認定機関が検査し、合格してはじめて有機JASマークを使用することができます。きちんと決められた作り方で作っていることを証明するため、1年に1度、検査を受けることが義務付けられています。

有機JASマークを使用するには、多くの時間と費用がかかり、生産者様にとっての負担は決して少なくありません。なぜ、そうまでして有機JAS認定にこだわるのか。それは、みなさまに安心して食べていただくための「信頼の証し」だからです。

お届け方法も有機JAS基準です

有機野菜を皆様のもとにお届けするには、保管や小分け(段ボールなどに入った野菜をビニール袋などに入れて使いやすいサイズに分けること)の方法にも厳しい基準があります。ぶどうの木は有機食品の小分け業者として登録されており、有機JASの基準を満たした方法で野菜をお届けしています。

お届け方法も有機JAS基準

収穫から皆様のお手元に届くまでの間に、有機以外の農産物と混ざることも、化学薬品に汚染されることもありません。ぶどうの木がお届けする有機野菜は、畑からみなさまのお手元までずっとJAS基準です。

法律に基づいた表記をいたします

正しい価値を販売するには、消費者の方が正しく判断できることが大事だと考えています。なので、有機野菜、特別栽培など法律に基づいた表記をいたします。

おいしさと環境を大切にします

なぜ農薬や化学肥料を使わずに育てるのか。それはおいしさと環境のためです。農薬を減らして、たい肥や腐植土による土つくりを行う農業では、田んぼや畑に住む微生物や昆虫が増え、それを餌にする小動物も生きるようになります。畑や田んぼはいろいろな種類の生き物が生まれ育つ場所になり環境が保全されます。

そして土の中のたくさんの生き物と一緒にゆっくり育った野菜は、栄養価もたっぷりで香りがよくとってもおいしいです。有機野菜は環境に優しく安心な野菜です。そして何よりおいしいのです。このおいしさをぜひ味わってください。

作る人と食べる人を「声」でつなぎます

生産者と消費者をつなぐ農薬や化学肥料を使わずに野菜を育てる 一番の理由は、おいしく食べていただきたいからです。だから私たちは、できる限り生産者のもとを訪ね、試食をしてからみなさまにご紹介します。

「おいしい野菜を作る」ということについて、生産者様の意識が高く誇りを持っていらっしゃいますので、天候などにより基準を満たす野菜や果物ができなかった場合には「おいしくないから、キズがあるから出せない」と申し出があることも珍しくありません。また、私たちが味を見てお断りする場合もあります。

また、おいしい野菜を作っていただくため、みなさまからいただいたお声は、うれしい内容も厳しい内容も生産者様にきちんと伝え、野菜作りに活かしていただいております。作る人と食べる人を「声」でつないでいきます。生産者様とぶどうの木は、おいしい野菜をお届けするため妥協はいたしません。

ぶどうの木の高橋和子が作った、オリジナル野菜レシピもたくさんご紹介しておりますので、いろいろな食べ方で野菜をおいしく召し上がってくださいね。

有機農業の未来を守ります

有機農法の未来を守る有機栽培は、通常の農法に比べたくさんの手間と労力がかかります。その手間と労力に販売価格や販売量が見合わず、農業自体をやめていかれる生産者様が少なからずいます。

私たちは、適正な価格でのお取引によって生産者を支え、流通量を増やし、消費者のみなさまにもなるべくお求めやすい価格で提供し、再生産できる農業を支援、日本の有機農業を守ってまいります。

それが、有機農業に取り組む生産者様の誇りと希望につながり、農業の、そして子どもたちの未来を創ることにつながると信じています。作る人と食べる人、人と自然が野菜を通じてつながりあっていく。それがぶどうの木の夢です。

誕生物語

母の思いからの「はじまり」

ネットショップ「有機野菜のぶどうの木」を運営する株式会社東研(とうけん)は、今から約40年前の1973年(昭和48年)、アトピー性皮膚炎と喘息のわが子に悩む高橋しづ(現社長の母)が、「健康は食べ物から」のコンセプトのもと、同じ悩みを持つお母さんたちに子どもに安心して食べさせられる野菜を届けたいという思いから創業いたしました。

高橋溶接工業所最初は仕事としてではなく、熔接所を営む夫(前社長の父)の仕事を手伝いながら、空いた時間に農家さんから取り寄せた野菜を知り合いと分けていました。写真は、前社長の母が高橋熔接工業を営みながら、子供たちのために野菜を取り寄せていた頃の写真です。これが「ぶどうの木」のはじまりでした。

次第に口コミで評判が広がり、同じように子供のアトピーに悩むお母さんたちからの要望を受け、農薬を使わない野菜作りを指導していた前社長大久保氏(故人)とともに会社を設立いたしました。以来「有機」という言葉が今ほど一般的でなかった創業当時から40年間、ずっと有機野菜をお届けしております。

創業当時は、土壌改良材を取り扱っており、そのご縁で有機栽培に取り組んでおられる生産者様とのネットワークを築き、婦人会を通して野菜を届けたり、主に東京、大阪の自然食品の店やスーパー様とのお付き合いをしていました。

宅配便はもとより冷蔵便もなく、新鮮な野菜を届けるのに大変な苦労があったと聞いています。その後、百貨店、飲食店様など卸販売先が広がっていきました。

有機野菜の価値を高めたい

有機野菜の価値を高めたいしかし、そんな中、当時の社長である高橋好文は卸販売にだんだんと疑問を抱くようになりました。

卸先の売り場では、有機栽培の野菜と農薬などを使った野菜が同じように並べられ、見た目や価格が重要視され、お客様(消費者)に農法や品質の違い、生産者の思いが伝わりにくかったのです。さらに、卸先のバイヤーさんや担当者さん次第で、販売方針や体制が変わることも多々ありました。

生産者様が、丹精込めて作った有機野菜の価値を高めたい、価値をわかって下さる方、必要としてくださる方に直接届けたい。そう思いました。

「作る人と食べる人」を直接つなぎたい

生産者と消費者を直接つなぐ卸部門を縮小し2000年より、生産者様の作った有機野菜を直接お客様に届ける宅配を始めました。最初は、新聞折り込みやポスティングを行い、地元のお客様に自ら配達。お客様と直接お会いできるのは本当に楽しく、ご意見やお声をいただけるのはうれしいことでした。

そして、全国各地の有機野菜がほしい方、手に入れられなくて困っている方にもお届けしたいと、2003年10月10日にインターネットでの販売も始めました。それが、この「有機野菜のぶどうの木」です。

「ぶどうの木」にこめた決意

こめた決意お店の名前ぶどうの木は、聖書の中の言葉「私はぶどうの木、あなた方はその枝である」に由来しています。有機野菜を取り巻く環境は、有機、無農薬、JAS認定、特別栽培など非常に違いや基準がわかりにくかったり、表現方法があいまいだったり、まやかしがあったりもします。

私たちは、有機野菜を扱うにあたり、有機野菜の生産者様や召し上がってくださるお客様など、ぶどうの木にかかわるすべての方に対し、うそや偽りのない仕事をしたい。

神様、おてんとうさまに対して恥ずかしいことをしない。そんな私たちの決意をこの「ぶどうの木」という名前に込めました。

ぶどうが実を実らせるのは、その枝に力があるからだけではなく、その枝がしっかりと根を張り、枝を広げることが大切です。私たち「有機野菜のぶどうの木」も、生産者さんへの感謝や、野菜への愛、食べてくださる方に誠実に対応する、そんな見えない根っこの部分を大切にして豊かな実が実るよう努力してまいります。

どうぞ、よろしくお願いいたします。

スタッフ紹介

高橋 好文

高橋好文

名前高橋 好文
担当農家さんとの作付交渉、圃場視察、新しい農家さんを見つけること
生まれ1954年7月
好きな野菜キャベツ、じゃがいも
資格2004年9月 野菜ソムリエ
2009年9月 有機格付け責任者
2013年5月 有機小分け責任者

産地とみなさまをつなぎます

株式会社東研の高橋好文です。弊社は今から40年前、私の母が、おいしくて安全な野菜を届けることと、生産者の方と食べてくださる方とを橋渡しするために設立しました。

化学物質を使って育てた野菜ではアトピーは治らないと有機野菜を食べさせてくれた母子どものころアトピー性皮膚炎がひどく母を悩ませましたが、母が化学物質を使って育てた野菜ではアトピーは治らないと有機野菜を食べさせてくれたおかげで、こうして健康に過ごせています。そんなこともあり、私のまわりにはいつも有機野菜と母の愛がありました。

私の仕事は、北海道から九州まで全国各地の生産者(契約農家)様が作って下さる野菜を、一年を通じて途切れることなくお届けするため、欠品や不足が起きないよう産地と交渉を行うことです。また、有機生産者様が集まる展示会に出向いて新しい生産者様と出会うこと、生産者様のところに現地視察にいくこと、次年以降の作付けの交渉なども私の仕事です。

直接お客様と触れあう機会は少ないのですが、みなさまとのご縁を大切に、お役にたてるよう産地とみな様をつないでいきたいと思っています。インターネットを通してみなさまの声をお聞きできるのが何よりの楽しみです。

野菜のことならおまかせ下さい

野菜のことならおまかせ下さい野菜ソムリエの資格ができて間もないころに、野菜ソムリエの資格を取得しました。野菜の栽培から収穫のこと、調理方法や食べ方、野菜売り場の陳列の仕方など、いろんな面から野菜のことを学んだことを活かし、野菜の楽しみ方や知識をお伝えしています。野菜のことなら、何でもお尋ね下さい。どうぞ、よろしくお願いいたします。

趣味:古代遺跡めぐりと読書

古代遺跡めぐり趣味は、古代遺跡めぐりと読書です。遺跡めぐりは、これまでトルコ、エジプト、カンボジア、メキシコ、インドなどにいきました。ツアーで参加すると、同じ趣味をもった方といろんな話ができるので楽しいです。

ただ、家に帰って家族に話を聞いてもらおうとしても、「お父さん、話しはいいから、仕事して(笑)」と言われます。次は、イタリアに行ってみたいと、あれこれ妄想中です。

読書は、これと言ってジャンルは決まっていませんが、最近は、飢餓海峡(水上勉/著)、白い巨塔(山崎豊子/著)を読みました。

高橋 和子

高橋和子

名前高橋 和子
担当お客様対応、レシピ作成
生まれ1959年10月
好きな野菜ごぼう、レンコン
資格2006年8月 オーガニックコンシェルジェ
2006年7月 正食協会 マクロビオティッククッキングスクール初級コース終了
2010年5月 中医薬膳指導員
2013年8月 有機小分け責任者

有機野菜との出会い

有機野菜との出会いこんにちは、ぶどうの木の高橋和子です。2018年より株式会社東研の代表になりました。私は岐阜県の小さな農家に生まれました。作物を大きく育てるために化学肥料を与え、雑草や害虫を根絶やしにするために農薬を撒く、そんな普通の農業を営んでいました。

どうして肥料をまくと野菜は大きくなるのか、なぜ農薬をまくと病気にならないのかなど農業に興味を持つようになり、「もっといい肥料、もっといい農薬ができる勉強がしたい」と農学部に進学。農芸化学を専攻し、土壌肥料学や農薬化学など化学の力を利用した農業を学びました。

しかし、農薬や化学肥料を使わない“有機野菜”を扱う高橋好文と出会い結婚。私の農業に対する考えは転機を迎えました。有機野菜を作る生産者の方たちの作業を間近で見て、自分が学んでいた農業との違いに驚きました。わざわざつらい除草作業を行い、効果が見えにくい有機肥料を撒く姿を見て、その農法に興味を覚えました。

「なぜこの人たちはこんなに非効率なことを選ぶのか、なぜ有機農業なのか。農薬や化学肥料はそんなに悪いものなのか」、と調べるうちに、今まで知らなかった農薬や化学肥料のデメリットを知りました。
これまで自分が学んできた常識が一転するほどの体験でした。

母になって

母になって3人の子どもを持つ母親になり、食に関して以前より敏感になりました。3人ともアレルギーがひどく、食に気を使わざるを得ない状況だったのです。

ファーストフードが続くと子供たちの調子が悪くなる、スーパーで買ってきた野菜よりも有機栽培の野菜の方を子どもたちが好んで食べるなど、有機野菜の良さをより身近に感じるようになりました。

全国に、おいしい有機野菜を

夫の仕事を手伝いながら、「本当においしい野菜を食べてほしい、生産者の方が苦労して農薬や化学肥料を使わずに作ったおいしい野菜をお届けしたい」そう思うようになり、お客様へ直接お届けする宅配業、インターネットで有機野菜の販売を考えるようになりました。

そして、2000年7月に有機野菜の宅配業を開始。2002年には「有機野菜のぶどうの木」としてネットショップをスタート。 現在に至ります。

私は農薬や化学肥料を専門に学びました。農薬や化学肥料の働きやそのメリットも理解した上で、私自身が感じる有機栽培の良さや有機野菜のおいしさと安心を、生産者とともにみなさまにお伝えしていきたいと思います。

野菜のことをもっと知りたくて

オーガニックコンシェルジュ資格を取得「有機野菜」の定義は法律で厳しく定められていて、とっつきにくくわかりにくい表現がたくさんあります。「オーガニック」「有機野菜」の意味をわかりやすくお伝えしようとオーガニックコンシェルジュの資格を取りました。

私は、40代になったころ体調を崩しました。病院を受診し薬を飲んで症状を抑えましたが治らないので手術。その後しばらく良くても、時間が過ぎればまた同じ症状が出てきます。また薬を飲んでそれでも治らなくて再手術。そして時間がたてばまた同じ症状が出てくる繰り返し。手術も薬も対症療法。根本的な解決にはなりません。

どうしたらいいのかと悩んでいるときにであった言葉。「You are what you eat」体は食べたものでできてる。子どもたちの成長とともに食べ物と体の関係をすっかり忘れていました。

食事が私たちの体を作っている。なら体調は食べ物を変えると整えることができるんじゃないか。カロリーや栄養学ではなく、食べ物の持つ力を知ろうとマクロビオティックと薬膳を学びました。

マクロビオティックは自然食中心の食生活に基づく長寿法の1種です。穀物中心の食事をとり動物性食品の摂取や精製された糖分は食べません。それまで苦手だった玄米のおいしさをここで知りました。

薬膳では季節や体調に応じた献立の立て方を学びました。食べ物を変えれば病気にならないわけではありませんし、食べ物だけで病気が治るわけではありませんが、野菜の力を最大限に活かす食べ方をお伝えしたいと思っています。

趣味:ものを作ること・人に会うこと

私が作ったドレスを結婚式で着てくれた娘実家の母がいろいろ工夫して物を作ったり料理を作ったりしてくれたので、自然と好きになりました。食べてくれる人や使ってくれる人のことを思いながら何かを作ることが大好きです。

子供が反抗期の時、受験勉強で頑張っているとき、気持ちがすれ違ったり直接力になれないときでも、「ごはん」を作ることでつながることができ応援することができました。娘が結婚式で私が作ったドレスを着てくれたのはとっても嬉しかったです。

また、人に会うこと、特に有機野菜の生産者様にお会いするのは本当にワクワクします。効率の悪い有機農業を生業とする生き方、その道を拓いてきた方の話をうかがう時、その心意気に元気をいただきます。

高橋 将大

高橋将大

名前高橋 将大
担当お客様対応、企画、ページ作成
生まれ1991年1月
好きな野菜セロリ、アスパラガス
学歴愛農学園農業高等学校卒業
資格2013年1月 有機格付け責任者

有機野菜を扱う両親のもとに生まれて

有機野菜を扱う両親のもとに生まれて初めまして高橋将大(まさひろ)です。私は有機野菜を扱う両親のもとに生まれ、有機野菜を身近に見て育ちました。子どものころから食卓に野菜が並ぶことが多く、子どもが何もいわないと、なかなか食卓に「肉」が出てこないこともありました。

料理が好きな母は、いつもきちんとごはんを作ってくれ、家にいて毎日食べている時はそれがあたり前だと思っていましたが、全寮制の高校に入ってたまにしか実家に帰ることができなくなった時、はじめて「すごくおいしかった」のだと母のすごさというか家族への思いに気づきました。

寮の食事が質素だったということもありますが……。

農業にあこがれて

育った環境もありますが、子どものころから農業に興味を持ち、生産者の方の畑を耕している姿や、一所懸命さがかっこいいと思って私は、中学3年の夏に両親のすすめもあり、愛農学園農業高等学校の夏期生活学校に参加しました。

体験学習では朝から体を動かし、豚や牛などの世話をしたり、学校で作っている野菜を使ってピザを焼いたり。その3日間の楽しかったこと。私は、愛農学園農業高等学校への進学を決めました。

しかし、そう甘くはなかった高校生活

2年製の夏休み実習先の北海道の農場にて
2年製の夏休み実習先の北海道の農場にて

愛農学園農業高等学校は有機農業を教える学校です。全校生徒は60人足らず。全員が寮生活を送ります。学校の中に野菜畑、果樹園、牛舎、豚舎、養鶏場があり、学校から少し離れた場所に水田もあります。生徒たちは養鶏部門、酪農部門、野菜部部門、作物部門、果樹部門、養豚部門に分かれそれぞれの農場を管理します。

起床後農作業をしてから授業を受け、放課後も農作業を行います。長期の休みや土日も分担して管理を行います。1年生の夏休みには2週間の農家実習、2年生の夏休みには1か月の北海道での農家実習にも行きました。私は養鶏部門を専攻し、鶏の世話を通じて持続可能な農業を学びました。

日経新聞掲載記事すごく楽しく充実した高校生活でしたが、毎日の作業は大変で規律も厳しかったですし、もう一回行きたいかと言われれば、もう十分と答えます(笑)

2007年11月19日の日本経済新聞(夕刊)に愛農学園農業高等学校時代に、鶏の解体を後輩に指導する姿が掲載されました。画像をタップすると記事を読むことができます。

お客様の声に支えられて

高校卒業後社会勉強の期間を経て、2012年に株式会社東研に入社。有機農業の世界に戻ってきました。今は、ネットショップのページの作成や、受注業務、お客様のメール対応などの仕事を担当しています。

お客様から「母の病気がよくなりました」と連絡をいただいたり、お届けした野菜がとてもおいしかったとメールをいただいたりすると、本当にうれしくなります。

まだまだ未熟な私ですが、生産者様とともに学び、みなさまに喜んでいただける仕事をしていこうと思っています。どうぞよろしくお願いします。

趣味:旅行

旅行先のスナップ今のところ、国内旅行ばかりですが、ひとりでふらっと出かけることもありますし、高校時代寝食を共にした友人と一緒に出かけたりもします。楽しい時間です。

これからは、日本各地の野菜の産地にも出向き、生産者様と出会いたいと思っています。

沿革

当初は農家への土壌活性剤や活性水の販売をしていましたが、20年程前からお客である全国の農家から、直接仕入れた低農薬・無農薬の食材を中心に百貨店、食品スーパー、飲食店などに納入する卸専門業に転身。99年から個人のお客様を対象にインターネット販売「有機野菜の専門店 ぶどうの木」を始め現在に至っています。

1973年(昭和48)1月16日に大久保晴史・高橋しづが、株式会社東海電子食品開発研究所として創業。
有機野菜、果物の卸売販売
1975年(昭和50年)土壌改良剤「ノーゲン」開発販売開始
1978年(昭和53年)1月株式会社東研に商号変更
1979年(昭和54年)4月前社長 高橋好文 入社
1996年(平成8)8月資本金を1,000万円に増資
1998年(平成10年)7月 高橋好文 社長就任
2000年(平成12年)有機野菜の宅配業開始
2002年(平成14年)ネットショップ「ぶどうの木」開店
2005年(平成17年)有機野菜の宅配業から撤退
「有機野菜のぶどうの木」リニューアル
卸売販売から撤退を始める
2012年(平成24年)「有機野菜のぶどうの木」2回目のリニューアル
2018年(平成29年)7月 高橋和子 社長就任

ご来店について

株式会社東研当店は有機野菜の卸業と宅配業を主な業務にしております。店といいましても事務所と倉庫で、普通の自然食品店さんのように、商品を陳列したお店ではありません。ご来店いただきましても、事務所・倉庫・梱包作業所があるだけで、商品をごらんいただいてお買い求めいただく形態ではございません。

とはいえ、食養生を行っていらっしゃる方をはじめ、野菜の栽培方法やお届け方法に関してお聞きになられたい、熱心な方もいらっしゃるかと思います。来店をご希望の方は、大変申し訳ありませんが、事前にお電話、またはメールでご連絡いただきますようよろしくお願いします。

ご連絡がないままご来店されましても、通常は出荷・発注、農家さんとの打ち合わせを行っておりますのでわざわざお越しいただいてもお話できないこともあります。

ご来店しての商品お引き取り

お引き取りご希望の方には事務所でご注文の商品をお渡ししております。恐れ入りますが以下の項目をご了承いただきご来店くださいませ。

  • 商品をご覧いただいてお買い物を行っていただくことは作業上お受けできません。
  • 事前にホームページからご注文をお済ませ下さい。その際、備考欄に「引き取り希望」とお書きになり、引き取りにいらっしゃる日時をご記入ください。店頭では注文いただいた商品の引き渡しのみを行います。
  • お支払いはクレジットカード・現金でお願いします。なお現金でお支払いの場合は、できる限りおつりがないようにお願いします。
  • ホームページのシステム上、送料がかかりますが、店頭では送料を引いた価格でお渡しいたします。
  • 個人情報を扱っているため、事務所内への立ち入りはご遠慮いただきます。
  • 生鮮食品を扱っておりますので、衛生上冷蔵庫・野菜の保管場への立ち入りもご遠慮ください。