
コクのある旨味と食欲をそそる香り、さまざまな料理に欠かせない万能野菜「にんにく」。このにんにくに旬があることをご存知でしたか。にんにくの旬は5月から6月なんです。
新にんにくで作るこのソースの材料は、ニンニク、オリーブオイル、酢、塩のたった4つ。簡単なのにパスタやお肉料理、パン、サラダなどに便利に使えます。アンチョビを入れるとバーニャカウダーソースになります。新にんにくのみずみずしさをぜひ味わってくださいね。
材料
- にんにく 2玉
- オリーブオイル 50ml
- ビネガー 30ml
- 塩 小さじ1
作り方
1、蒸し焼きにします
にんにくの皮をむき、少なめのお水でにんにくを蒸し焼きにします。またはオーブントースターなどで柔らかくなるまで加熱してください。
2、つぶします
柔らかくなったら皮をむいてスプーン・フォークなどで滑らかにつぶします。フードプロセッサーやスティックミキサーがあると便利です。
3、調味料を混ぜます
オリーブオイル・ビネガー・塩を少しづつ入れ、滑らかになるまでよく混ぜてできあがり。
4、保存について
できあがったガーリックソースは清潔な容器に入れて冷蔵庫で保存し、1週間を目安に使い切ってください。冷凍保存の場合は、1カ月を目安に。それ以上は風味が失われます。
コツ・ポイント
- ゆっくり過熱してにんにくのうまみと甘みを引き出しましょう。
新にんにくの旬は5月から6月
にんにくの旬は5月から6月。収穫したばかりのものは水分が多く、フレッシュな香りとみずみずしいジューシーな甘みが特徴です。そのままでは貯蔵ができないためスーパーなどでは流通できません。

普段スーパーで見かけるものは、乾燥して貯蔵性を高めたもの。乾燥前のフレッシュなにんにくはなかなか見かけることがありません。この時期だけの旬の味をどうぞお召し上がりください。
匂いが気になるので平日食べるのは難しい場合もありますが、抗酸化作用や血行を良くする働きのある栄養素が15種類以上も含まれているのでぜひ積極的に食べてくださいね。
この記事は2018年5月の記事に加筆したものです。
この記事を書いたひと
有機野菜のぶどうの木 高橋和子
三重大学農学部卒、農芸化学を専攻し、農薬や化学肥料の大切な役割を学ぶ。のちに農薬や化学肥料を使わない有機農業に取り組む人たちに出会い、思いや努力に共感し、有機農業が大好きになりました。
有機野菜でみなさんの毎日がもっと楽しく、元気になったら嬉しいです。「おいしい有機野菜を食べて、健康で笑顔に!」をモットーに、野菜や健康に関する情報を発信中です。
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