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体にうれしい3つの梅干しの力
1、食欲を増進させる作用があります
梅の酸味成分であるクエン酸は、唾液の分泌を促して食欲を増進させます。また見るだけで唾液が出てきますが。これは過去の「酸っぱい」という記憶に刺激されて起きる反応によるもの。唾液に腹案れる酵素アミラーゼはでんぷん質などの分解を助けます。食欲が落ちているときに梅干しはおすすめです。
2、菌の繁殖を抑える力があります
梅に含まれるクエン酸には殺菌・除菌効果があります。お弁当の腐敗防止に梅干しを入れるのはよく知られていますが、梅酢を薄めてうがいをすると風邪予防になると言われています。
3、疲労回復を助けます。
私たちのからだは食事からエネルギーを作り活動します。このエネルギーを作る代謝の仕組みがクエン酸回路です。クエン酸が体内に十分あるとエネルギーの生成がスムーズに進みます。梅にはクエン酸が多く含まれていて、疲れた時や運動の後など梅干を食べると元気が出てきます。
その梅干、本当の梅干しですか?
実は市販の梅干しには「本物の梅干し」といえないようなものも多いのです。食品表示の名称に「梅干し」と表記できるのは梅と塩だけ、またはしそを加えて漬けたものだけです。
市販の梅干し食品表示をよく見ましょう。名称に「調味梅干」とあるものは塩漬けされた梅干しを塩抜きして、新たな調味液で漬けなおしたもの。塩分濃度が低いため日持ちがしないので冷蔵保存が必要とされることが多いです。化学的に合成された添加物が多いのも特徴です。
上の画像は近所のスーパーで購入した梅干しの食品表示です。添加物として、還元水飴、調味料(アミノ酸等)、発酵調味料、甘味料(ステビア、アセスルファム)、野菜色素、酸味料、香料などが使用されているのが分かります。
ご覧ください。熊代農園の梅干しの原材料はシンプル、梅、しそ、食塩のみ。あなたは添加物がたくさん入った梅干しを食べますか?
体にいいと言われる梅干しですが、このように安全とは言い切れない保存料、香料、人工甘味料などが加えられています。体を守るために食べる梅干しだから選ぶ基準は、添加物を添加していないのはもちろん、どのように栽培された原材料を使っているのかまで気を使って選びましょう。
安心して食べられるのはどんな梅干し?
自分で漬けたものが一番
農薬や化学肥料を使わず、自然の力だけで育った梅を、こだわった塩でていねいに漬けこみ、同じように有機栽培されたしそを使って、丁重に付け込んだ梅干しなら安心です。梅を漬けるのは難しくありません。自分で漬けてみませんか?
材料は梅としそ、塩だけ。シンプルで簡単です。
・ぶどうの木の有機梅
農薬・化学肥料を10年以上全く使っていない畑で育ち、厳しい有機認証を受けた「有機栽培完熟梅」。発送当日の早朝、一つ一つ手でもいでお届けします。
・もみしそ
こちらも農薬も化学肥料も不使用。有機認証を受けたもみしそです。
梅と塩を混ぜて保存。お日様に干して出来上がり。シンプルなおいしい梅干しが簡単にできます。
信頼できる人が漬けた有機栽培梅干し
自分で作る時間がない時は信頼できる人が作った梅干しを選びましょう。ぶどうの木の梅干しはおいしくて安心です。
原料の梅はもちろん有機栽培。自然落果の梅をその日のうちに漬け込み
農薬も化学肥料も使わない有機認証の梅園。除草剤を使わない梅の木の下はたくさんの草が生えふかふです。梅干しに使う梅は自然落果するまで完熟させたもの。柔らかく香りがいい梅を一つ一つ手で拾います。
梅の木の下にネットを広げ、完熟して自ら落果した梅を使います。
※本当は生梅をお届けする場合も自然落下した完熟梅をお届けしたいのですが、 自然落下の完熟梅は輸送中に過熟になり、お手元に届いたときには傷んでしまいます。 生梅のご注文はお届けしたときに完熟になるよう手もぎのものをお届けしております。
落下梅の中には傷んだ梅が混じることがあります。目視で一粒一粒品質をチェックし、その日のうちに塩漬けします。
梅干しの味を決めるのは塩。沖縄のシママースを使って漬けます。梅酢が上がってきたころ、自家製有機栽培のもみしそをたっぷり入れます。
でき上った梅干し。しその香りが高く、発色もきれい。見るだけで唾液がわいてきますね。
農薬も化学肥料も使わない、厳選された梅で漬けた「有機梅干し」。ご購入はこちらから。
まとめ
梅干しは古来から伝わった日本の伝統食。体を整えたり、殺菌作用で私たちの食生活を守ったりしてくれる大切な食材です。
市販のものの中には「梅干し」ではなく、添加物を使った「調理梅」もあります。添加物の入っていない自然の素材で作られた「梅干し」をいただきましょう。簡単にできるので、自分で作るのがおすすめですが、購入するときは有機栽培のものを選んでくださいね。
ぶどうの木の熊代農園の梅なら安心です。