こんにちは 有機野菜のぶどうの木 高橋和子です。
先日 お取引のある農家、神戸のヘルシーママSUに行って来ました。<
新幹線で新神戸に到着。それから地下鉄に乗って最終駅 西神中央駅へ。
農家さん方面に行くバスが出たばっかりだった。残念。
仕方なくタクシーで移動。 30分ほどタクシーに乗りました。
ついたのは、ひろ~~い田園地帯。
梅雨の中休みのとってもいいお天気のなか、土のいいにおいが広がってきました。
これはかぼちゃ。つやつやのかぼちゃ。うぶ毛が見えますか?
固い,実のしっかりしたかぼちゃです。
朝5時におきて収穫した野菜を箱につめます。
次の日には取れたたの野菜が届きます。つやつや、新鮮なおいしい野菜です。
右の写真は西馬さんの倉庫の箱詰めの様子。
朝5時におきて収穫した野菜を、こうして倉庫に集め
お届け先ごとに梱包して宅急便さんに渡します。
そして次の日には新鮮なままお手元に届きます。
「10個実がついたらな、そのうち3つは虫にやろうな、ってお父さんと話とるんよ」
慣行農業では10個実がなったら10個とも全部収穫しようとする。
そしたら虫が来たらすぐに農薬を使って殺さなきゃいけない。
でも、害虫のあとには絶対に益虫が来る。
3つ食べられるのを我慢しとったら、益虫が来て害虫をやっつけてくれる。
実際、害虫が出てきてもしばらく我慢していたら、必ず益虫がやってきて
作物が全滅することは少ないんだそうです。
「全滅したらどうするんですか」としつこく伺う私に
「そこに新しくまた次の種をまく。そうしたら最初から益虫がおるんで
今度は全部食べられるようなことはないよ。」とおっしゃいました。
実際、ハウスの中で葉ダニが発生していましたが、この虫を殺すカビが
発生してダニは死んでいました。そして、ダニにやられた木からは、新しい元気な葉っぱがたくさん出てきていました。
こんな風に、農薬を使わなくても人間にちゃんと自然の恵みを分けてくれる
仕組みができているんだなぁと感激しました。