
完熟梅で梅干しをつけると皮がやぶれたりつぶれたりしてしまうことが多くあります
ならないようにするために何かコツはありますか?とご質問をいただきました。
完熟梅は皮が破れやすいですよね。私もうまくいかず悩んでおり
これをすれば大丈夫!という方法はありませんが
熊代さんにお聞きした、漬けるときと干すときのポイントをお伝えさせていただきます。
このページの目次
1、漬ける時に皮が破れるのを防ぐには?
完熟梅はとても柔らかくてデリケート。優しく扱うのがポイントです。洗うときも水けを取るときも優しく丁重に扱いましょう。
そーっと漬ける!
梅酢が上がるまでは、重石は軽めに。急にギューッと押しつぶさないようになさってください。
2、干す時に皮が破れるのを防ぐには?
天日干しのときも、やさしく扱うのが大事です。
そっと並べる!
ザルに置くときは、一粒ずつ優しく。ゴロゴロ転がすと皮が破れやすくなります。
途中で触りすぎない!
梅をひっくり返すのは、1日に1回でOK!何度も触ると傷つきやすくなります。
風通しの良い日陰からスタート!
最初の半日くらいは直射日光じゃなく、風通しの良い場所で干すと、じんわり水分が抜けて皮が破れにくくなります。
まとめ ゆっくり漬けましょう
完熟梅はとてもデリケート、愛情を込めてゆっくり漬けると美味しい梅干しになります。
どうぞおいしい梅を漬けてくださいね。
この記事を書いたひと
有機野菜のぶどうの木 高橋和子
梅を漬けて20年以上。カビが生えたこともありますが、自分で梅を漬けるのが大好きです。孫たちが「ばーばの梅干し大好き」と言ってくれるのを励みに、毎年熊代さんの梅を漬けています。もっとおいしい梅干しができないかと毎年思案中。梅干しのおいしさや梅干しを漬ける楽しさを伝えたくて梅干しに関する情報を発信しています。
自己紹介はこちらです。