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梅の状況につきまして多々ご不安をおかけし誠に申し訳ございません。5月18日土曜日の段階の梅の状況と出荷の見通しをお知らせいたします。小梅はほぼ全滅、そのほかの品種はおそらく出荷できる見通しです。(天候の加減により大きな状況の変化が起きる可能性もございます。どうぞご了承ください。梅の状況は都度ご報告させていただきます。)

各種梅の生育状況及び出荷見通し

  • 完熟小梅  :× ほぼ全滅
  • 御幸梅   :△ ご注文分はおそらく出荷できそう
  • 完熟梅   :〇 おそらく大丈夫
  • 青梅    :〇 おそらく大丈夫
  • 特選完熟梅 :〇 おそらく大丈夫
  • 特選大粒青梅:△ ご注文分はおそらく出荷できそう

状況のご案内

先日メールにてご連絡をした通り、今年は暖冬の影響により2月の高温により例年より開花が早く、その後の3月の低温で受粉せずに散ってしまいました。その結果、結実数が例年の半分程度になりました。
そこにおいてカメムシの害、及び生理落果によるさらなる着果数の減少が重なり、大幅な減少となりました。

結実できなかった花の名残が残っています。枝に残った実の数よりはるかに多いです。

特に小梅は実が小さく果肉が通常の梅より薄いため、カメムシの針が種まで届いてしまい、カメムシに種の中の栄養を抜かれた個体はその後成長できず落下してしまいます。

やっと結実し、自然落果を免れた梅の実をカメムシが食べています。

比較的小粒傾向な御幸梅も同様の状況ですが、御幸梅は結実数が小梅より多かったため、現在ご注文いただいております皆様へのお届けはできそうな見通しです。(梅は自然の産物です。今後大きく変動する可能性もございます。その場合は迅速にご連絡いたします。)

小梅の生理落果の様子

このようにせっかく結実した実が自然にぽろぽろと落下してしまいます。

生理落果により落ちた個体

2月の高温、3月の低温を潜り抜けやっと実った梅の実ですが、このように生理落果でぽろぽろと落ちています。生理落果自体は、樹の適正量まで実を落とすことで自らを守る自然現象。あまり実をつけすぎると樹に栄養がまわらないために起きる現象だと一般的に言われています。しかし、こんなに実が少ない年に生理落果しなくても、、と思うのです。

結実の無い小梅の木

実が全くついておりませんが、これらは収穫前の状況です。多少ついていた小梅の実は全て落果してしまいました。

 

南高梅・白加賀はまだ結実数が多くあります。

通常の南高梅は実がついております。とはいえ、これでも例年の結実数からすると少ない結実数です。

今年は早くにご注文を締め切らせていただいたので、皆様にお届けできるのではないかという見通しです。

まとめ 小梅以外はお届けできそうです

18日土曜日に梅の様子を見ながら生産者と今後について打ち合わせしました。18日の状況では、現在お預かりしているご注文はお届けできる予想です。

*しかしながら、2月の高温、3月の低温、カメムシの発生で2024年度の梅は大凶作です。今後の天候によってはさらなる減収の可能性もございます。
その場合は都度状況をご連絡いたします。ご迷惑をおかけいたしますがどうぞご了承のほどよろしくお願いいたします。