端境期のジュース用にんじんのかたち

人参の入荷が少ない端境期(はざかいき)にはジュース用にんじんの形は悪くなる傾向があります。

8月にはいり「最近のジュース用にんじん、形が悪くない?」とのお声を頂戴することがあります。8月初めから9月後半までは人参の入荷が少ない「端境期」のため、市場に出回るにんじんの絶対量が不足するため、規格外にんじんは影響を受けます。

人参の絶対量が少ない時 それが端境期

「いくら規格外・不ぞろいと言われてもこの形、品質は受け入れられない、この人の人参はいらない。ほかの人のを送ってほしい」北海道でにんじんの収穫が本格的に始まるまでの期間、こんなお声をいただくことがあります。ご満足いただける品質のにんじんだけをお届けできなくて本当に申し訳ありません。

私たちも、そして産地も限り形がよく、最低限ご覧いただいた際に不愉快になられることがないような形のもの、そしておいしくて安心してお召し上がりいただけるにんじんをお届けしたい、と思っておりますが、どうしてもにんじんがない時期があります。それが「端境期」です。

にんじんは一年中スーパーで出回る野菜ですが、旬は冬。夏の暑さが苦手です。夏は国内産の人参では需要を賄いきれず、6月から中国やニュージーランドから輸入しています。(注1)輸入のにじんはジュースなど加工用に使われます。

端境期のにんじんは形が悪いものが多くなります

九州から青森、青森から北海道、北海道から九州など産地が大きく動くときに、天候不順などで予定通り収穫が進まない時期があります。その場合は形の整ったにんじん(正規品)のにんじんの流通量も少なくなるため、通常の時期なら「規格外(不ぞろい・ジュース用)」とされるにんじんも形の整ったにんじん(正規品)として流通されます。そのため「規格外(不ぞろい・ジュース用)」も形が悪いものが主となってきます。

一年間のにんじんの産地の変化

 

例えば 市場ににんじんがたくさんあるときは、小さな傷や曲がりなどがあるものは規格外品に入ります。しかし、収穫量が不足しているときは小さな傷ありのものは正規品として出荷されます。生産量が少ない有機栽培のにんじんは天候不順の影響を大きく受け、規格外品の形も変わります。同じ生産者さんでも規格外品の形は圃場、収穫の時期、その年のにんじんの流通量などで大きく変わります。
産地も私たちもできる限り形のいいものをお届けしたいと思っておりますが、ご希望に添いかねるときもあります。通常2週間ほどでこの状態を乗り切れることが多いです。どうぞご理解をお願いいたします。

 

(注1)ニンジンは6か国から輸入されています。輸入先トップは中国で輸入量は約6万4,382トン、全体の80%以上を占めています。2位はベトナムの約3,213トンで全体の約4%程度です。3位は台湾の約2,911トン。4位は約2,090トンのニュージーランドと続きます。(2017年のデータです)

 

まとめ

7/11入荷の有機栽培ジュース用にんじん    6/27入荷の有機栽培ジュース用にんじん

 

お届けするジュース用にんじんはこんなに形が異なります。圃場の様子や天候などのほか、産地が大きく移動する場合に生じる「端境期」もジュース用にんじんの形に影響することもどうぞご理解ください。

産地も私たちも、人参ジュースをお飲みいただいているみなさまの気持ちを思いながら、いい人参をお届けできるよう力を尽くします。

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