12月19日に入荷してきた4箇所のにんじんです。
それぞれ表面の様子が違ます。クリックしたいただきますと画像が拡大されます。大きな画面でご確認ください。
島根県 雪下にんじん。貯蔵中に出来た黒すみやしわがあります。
熊本県 吉水農園。 皮がところどころむけています。ちょっとみ汚い感じがします。
北海道工藤さんのにんじん。 少しくろずみがありますがつやつやしています。
岡山 香西さんのにんじん。キレイです。
4つの産地のにんじんを一度に並べてみました。表面の様子はそれぞれこんなに違います。
手前から 岡山香西さん 北海道工藤さん、熊本吉水さん、島根佐々原さん。
吉水さんのにんじん洗浄機は他の産地と比較するとにんじんを強く洗うため、洗浄時に皮が向けてしまいます。又表面に細かい傷ができるため 、他の産地と比較したときに黒ずみやすい傾向があります。
北海道のにんじんは気温が低い環境で育ちますが、九州は気温が高く 長期保管が苦手な傾向があります。
このように同じ時期に収穫しても皮の状態がこれだけ違うこと、その理由は品種・産地などによる生理的なものと機械による物理的な理由 の2つがあります。
比べてみるとよくわかりますね。
有機野菜のぶどうの木 高橋和子