どのりんごにする?種類がいっぱい!
農園の中はたくさんの種類のりんごでいっぱいです。色づき始めたさんさ、つがる、すこし色づいたもの、まだまだこれからのふじなどりんごの香りでいっぱいでした。
化学肥料は一切使わず農薬の使用は5割減、除草剤を使わない山田さんのりんご畑の土はふかふかで、あるくたびバッタや蜘蛛が動き回ります。たくさんの生き物と一緒にりんごが育っています。
しっかり手間をかけて育てます
これからのシーズンで大切な作業。それはりんごの葉摘みと玉回し。りんごをまんべんなくお日様の光に充てて、おいしさをたっぷり実に詰めるための作業です。
りんごの実にきれいな色が付くよう実の近くについてる葉を摘みます。そのあとお日様の光をまんべんなく浴びるように「玉回し」をして、りんごの位置を少しだけ変えます。りんご園中のりんご、一つ一つにこの作業を行います。
リンゴがきれいにに赤くなっているのも甘くなっているのも農家の方々の工夫があってこそなんですね。
桜の季節の熟成りんご お任せください
りんごは雪が降る前の12月前後に収穫を終え、あとは収穫したリンゴを出荷していきます。糖度がのったりんごは収穫中にりんごの中の糖分が褐変しやすく、保存するりんごは10月ごろ糖度がのる前に収穫します。
収穫用のりんごは収穫したての時期は固く、まだ甘みが少ないのですが、冷蔵庫の中で保管するうちに熟成されどんどん糖度が増していきます。
この熟成りんごを3月からお届けします。どうぞ楽しみにお待ちください。
おいしい早生りんごファーストレディ!
山田さんが苗木を植えて5年目。やっと順調に実るまで育ったそうです。
これは山形県で育成された早生種で、親は「さんさ」×「つがる」。このファーストレディは、パリッとした食感で甘みと酸味のバランスがよく、とてもおいしいりんごです。さんさやつがるは色づきは今一つですが、このりんごは真っ赤。おいしそうです。
来年はみなさまにお届けできるようお願いしました。残暑厳しい時期の甘いおいしい、真っ赤なりんご。今から楽しみです。
ぶどうの木のりんごはおいしくて安心
「農協の言う通りに農薬や化学肥料を使う農業はおもしろくないやんね、みんなと同じことしとったらつまらんやん」
なぜ農薬を使わないりんご作りに取り組むのですか、とお聞きしたらこんな答えが返ってきました。食べる人に安全なりんごをお届けしたい、よりおいしいものをお届けしたいとお話しされる山田さん。関東地方の学校給食にたくさん出荷されています。
おいしくて安心できるリンゴに取り組み続ける山田さん。今シーズン始まりました。今年のりんごをどうぞ楽しみにお待ちくださいませ。