たまごの保存について
たまごの賞味期限は意外と長いです。生で食べる場合でも、賞味期限内であれば問題はないようです。そもそも「たまごの賞味期限」というものは何を指しているのでしょうか。加熱して食べられる期間? それとも生で食べれる期間? 答えは「生で食べられる期間」です。
平成11年から厚生労働省が所管している食品衛生法執行規定の改定によって、たまごのサルモネラ菌による食中毒防止の点から、サルモネラ菌の増殖が起こらない期間を基準にして賞味期限を統一しました。
また、たまごの卵白には”リゾチーム”という酵素があり、このリゾチームは細菌の細胞膜を溶かす作用があるためサルモネラ菌以外の細菌はたまごに侵入しても死んでしまうのでサルモネラ菌を賞味期限の基準にしているものと考えられます。
ぶどうの木の契約農家のコケコッコー共和国さんでは約3週間をめどに賞味期限をつています。買ってから3週間は生で食べても大丈夫です!!
保存方法はたまごのとがっているほうを下にして冷蔵庫の奥のほうに入れてください。扉のところに入れると温度変化が激しく鮮度が落ちてしまいます。また賞味期限が切れてしまった場合でも充分に加熱調理すれば食べることができます。
品種について
ぶどうの木からお届けするたまごを生んでくれているのは主に「ボリスブラウン」と「もみじ」という品種のにわとりで、赤茶色のたまごを生みます。
赤茶色のたまごは白色のたまごと比べて栄養素的には大差はありませんが、赤茶色のたまごを生むにわとりはえさを一杯食べる割にたまごを生む量が少ないため、採算重視の農家さんには不人気になってしまいました。
飼料について
にわとりの主食はとうもろこしやお米などの穀物です。そのほかに大豆などの植物性油かす類、魚粉などの動物質性飼料、殻をつくるために牡蠣ガラなどのカルシウム、野菜や雑草、乾燥野菜やビタミン類などの微量要素などです。
コケコッコー共和国さんでは「なるべく自然な状態の卵を作りたい」という想いから、着色料などを与えずなるべく自然な色のたまごをお届けしています。
平飼いについて
にわとりを育てるには大きく分けて2つのやり方があります。
ケージ飼い
ケージ(かご)の中に1羽または2羽いれてあまり動かさせずに育てます。それにより少ない量のえさでより多くのたまごを収穫できます。また、どのにわとりがたまごをどのくらい産んでいるかを記録できるので
経済的に効率的な育て方です。
平飼い
開けた室内(または外)に採卵箱とえさ箱を置きにわとりが自由に動けるようにして育てます。にわとりはたくさん動き回るためケージ飼いより収穫できるたまごは少なくなります。
しかし自由に動き回ることができるので、にわとりのストレスが少なくなり、綺麗なたまご、おいしいたまごを生んでくれます。またにわとりをお肉にする場合でも筋肉がつき地鶏のような味わいのお肉になります。
にわとりが自由に駆け回っています。えさを食べるにわとりもいれば地面を掘るにわとりもいて皆好き勝手に育っています。中にはなかなか採卵箱にたまごを生んでくれない困ったにわとりもいるんです(笑)
コケコッコー共和国さんは「平飼い」でにわとりを育てているのでコクのある濃厚なたまごを皆様にお届けすることができます。
有精卵について
ぶどうの木の契約農家さんではメスの鶏20羽に対してオスの鶏1羽の割合で育てています。人間で考えるとものすごいハーレムに思えますがで、にわとりは一般的にオス1羽に対してメス20羽が妥当といわれているので極めて普通だといえます。
科学的な栄養素でいえば有精卵も無精卵も大差はないそうですが、農家さんは「科学では分からない何かがある」と感じ全て有精卵をお届けしています。
左の白いにわとりがオス。右の赤茶色のにわとりがメスです。オスのほうが骨格からがっしりとしていてやや好戦的です。オスの鶏につつかれるととても痛いです。。。
お届けについて
たまごは非常に割れやすいものです。ぶどうの木では輸送中の破損を少しでもなくなるよう、モウルドで作ったパックに10個ずついれてお届けいたします。味があってなかなかいい感じです♪
野菜と一緒に1パックづつお買い求めいただけますのでとても便利です。
この商品について
お野菜と一緒にどうぞご購入下さい。