
ぶどうの木では三上さんのJAS有機栽培のリンゴを扱っていますがご要望いただく全てのお客様にお届けできるだけの量はありません。ゲルソン療法を行っていらっしゃる方や化学物質過敏症の方やアレルギー体質の方など無農薬のリンゴを必要とされるみなさんに安心して召し上がっていただけるリンゴをお届けしたい。
みなさんの思いにこたえるため生産者さんを探してやっとJAS有機栽培でリンゴを作られている農家さんに出会いました。今年からのお取引をお願いするため青森に行ってきました。化学物質過敏症の方やアレルギー体質の方そしてゲルソン療法など無農薬のリンゴを必要とされる方の為に農薬や化学肥料を一切使わずにリンゴを栽培していらっしゃいます。しかもJAS認定有機栽培です。
果樹の有機栽培は難しいです。虫や病害虫のつきやすい、バラ科の植物であるリンゴの有機栽培は不可能に近いと言われています。無農薬で育てるには大変な手間と時間が必要です。なのになぜ挑戦を続けるのか挑戦し続けるモチベーションはどこにあるのかをおうかがいしたかった。
有機栽培に使用可能な薬剤でも一人でも反応が出る薬剤は使わない。その薬剤について反応が出ないだけで、人間の体に害があるという証拠だからだ。
リンゴが食べられるとは思わなかったこのリンゴなら食べることができる ありがとう、うれしい。そんなお客様からの声が有機栽培を継続し、もっともっと安全なリンゴを作る原動力だそうです。
リンゴ園は花が半分くらい散ったところ。リンゴの花はきれいなピンク色。つぼみは色が濃いんですよね。きれいです。
同行した農薬を減らしたリンゴを栽培する友人に質問しました。このほ場のどこがすごい?農薬や化学肥料を使っていないのにすごいところってどこ?
変わらないところ。花の数も虫も雑草も自分のほ場と変わらない。農薬や化学肥料の力を借りなくても同じ状態にできるそれがすごい。
力強いリンゴの花がたくさん咲いていました。
現在契約中のたくさんの方にお届けするので手いっぱいだそうで、ぶどうの木にどれだけ分けていただけるかどうかわかりませんが、ぶどうの木のこと、リンゴを待って下さっているぶどうの木のお客様のことをゆっくり分かっていただいて、今のお客様のご迷惑にならない量をぶどうの木に分けていただきたいと思っています。9月、リンゴの実りを楽しみにお待ちください。