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お米に虫がわきやすい季節です

有機農業と有機野菜

こんにちは ぶどうの木お高橋です。
今朝も秋らしくて、気持ちがいい風が吹いています。
今日はせともの祭。昔からの瀬戸のお祭りで夜には花火が上がります。
瀬戸川沿いにお店がたくさん立ち並びます。

瀬戸にすんで25年 一度も行ったことないんですが(笑

さてお米に虫がついた経験はおありになられますか。こんなに暑いとお米に虫がわきやすくなります。

米につく虫には2種類あって、ガの幼虫とコクゾウムシです。

芋虫みたいなのは、多分ノシメマダラメイガの幼虫。この蛾は、お米のヌカや芽の部分に卵を生みます。
生まれた幼虫は、黄白色に近い色をして、小さい芋虫の形態をしています。
ヌカを食べて成長し、やがて白い糸を出し蛹(さなぎ)になります。このときの白い糸がお米の粒をくっつけてしまいます。
やがて羽化して蛾となって飛んでいきます。
ノシメマダラメイガは、夜になるとそこらじゅうで飛び回ります。
ヌカや小麦粉などの穀粉の匂いを嗅ぎつけて、卵を生みに来ます。
購入時のお米の袋など食い破って中に入り込んでしまうこともあります。
購入した袋のままでの保管はさけられた方がいいです。
必ず密閉できる容器に入れ、定期的にヌカ等を掃除することが肝心です。

黒い虫は、穀象虫(コクゾウムシ)。甲虫の一種で、その名のとおり鼻面が象の鼻のように長く伸びています。
穀象虫は、なんと米粒の中に卵を生みます。数日で孵化して幼虫は、お米の中を少しづつ食べながら大きくなります。
やがて成虫となり、卵の殻を破って生まれてくるヒヨコのように、米粒の中から出てきます。そして、お米を食い散らし、また卵を生みます。

コクゾウムシは、気温が25度以上になると集団発生してきます。

玄米の保管は冷蔵庫がおすすめです。