
ゆっくり噛んで味わう温かい玄米は毎日の元気のもとです。私は毎日玄米を食べています。
玄米をおいしく炊くコツは、沸騰までの時間を長くとること。沸騰まではゆっくり弱火で加熱することで、玄米が芯まで柔らかく甘く炊きあがります。一度に3合ほど炊いて冷凍保存しておくと便利です。
炊き方のコツ
沸騰までの時間を長くとること。ゆっくり弱火で加熱すること。これで玄米が芯まで柔らかく甘く炊きあがります。
おすすめの炊き方
1. 洗米
量った玄米を大きめの容器に入れ、お水を入れて表面のごみやほこりを洗います。白米のような「ぬか」は出ませんので、2回ほどで大丈夫です。そのあと「拝み洗い」といって両手をこすり合わせるようにして洗います。表面に傷をつけて水分を吸収しやすくするためです。
2. 吸水
よく水を吸わせるため夏場は30分以上、冬場は1時間以上水につけておきます。
3. 水加減
お米の体積の1.3~1.5倍の水と玄米を圧力鍋に入れます。重さだと1.2倍程度。500gの玄米に対し(給水前の重量)水600gくらい。
4. 加熱
やや弱めの中火でじっくり加熱するのがコツです。シュッシュッとおもりが回り始めてから15分加熱を続け、火を止めます。
5. 蒸らす
火からおろして15分ほど蒸らし、圧を抜きます。
6. 混ぜる
炊きあがった玄米を、しゃもじで切るように、上下を入れ替えるように、やさしく混ぜます。おいしい玄米ご飯の出来あがりです。
おいしくするポイント
- 火にかける前に、お米3合に対して一つまみくらいのお塩を入れます。または梅酢を大さじ1杯くらい入れてもおいしいです。
- 上記の代わりに梅干しを1個入れるのもおすすめです。
- オリーブオイルか良質の油を大さじ1くらい加えると、炊きあがったお米がほぐれやすくなり扱いが楽です。
ダイエットにもいい?
高脂血症のため受診した病院で栄養士さんに玄米を勧められました。
- 食物繊維が豊富に含まれており、血中コレステロールを下げる働きがある
- γ-オリザノールという成分が含まれており、高コレステロール血症の改善に役立つ
- 糖質の体への吸収をゆるやかにするため、中性脂肪の量を減らす働きがある
こんな理由があるそうです。
ただ、玄米を食べていればやせる、血中脂肪が下がるのではなく、自分が口にするものに気を使うこと=健康な体になるのだと思います。運動やその他口にするものに気を遣うことも大切です。
まとめ
ゆっくり噛んで味わう温かい玄米は毎日の元気のもとです。たくさん炊いておにぎりにして冷凍がおすすめです。