11月に入り国産レモンが大きくなりました。果汁はどれくらい入っているか絞って量を測定しました。
レモンを絞ってみました。果汁が滴ります。
ぽたぽたと果汁がしたたり落ちます。8月~9月の出始めのころと比べると、味も香りもマイルドになりレモンが熟成してきています。
カットすると断面に果汁があふれてきます。いい香りがしておいしそうです。
2玉で139g 果汁たっぷりです。
果汁を絞ってみます。2個で385g。大き目サイズのレモンです。
果汁は139g(グラスの風袋は引いてあります)。
果汁率は約36%。
過去絞った量を比較しました。
◇ 2017年10月 173gのレモンから70gの果汁が取れました(約40%)
参考記事 レモン2玉で70gの果汁(10月3日)
◇ 2018年10月9日 99gのレモンから46gの果汁(約46%)
参考記事 レモン1玉で46gの果汁(10月9日)
10月の果汁の量とほとんど変わりないですね。
絞っているときの様子を動画にしました。
こんな風にたっぷりの果汁が詰まっています。
外国産かんきつ類のポストハーベストについて
外国産のレモンなど輸入されたかんきつ類には、OPP・TBZ(防カ ビ剤・防腐剤)等の処理がされています。これらはポストハーベストと呼ば れる収穫後に散布される農薬です。また3カ月にも渡る輸送保管を目的にワックス処理が行われています。
日本では収穫後の農薬散布は禁止されています。そしてアメリカでも禁止されています。ただし、日本に輸出するときには許可されています。
さらにポストハーベストで使用される農薬の多くは、日本では農薬としての使用が禁止されています。輸入農産物に限り「食品添加物」として使用が許可されているのが現状です。
輸入柑橘類に使われている、これらの農薬は非常に分解されにくいのが特徴です。試しに市販の輸入かんきつを数か月保管してみてください。収穫後何ヶ月経ってもカビが生えてきません。
もちろん農薬の安全性は確認され、残留濃度もきちんと調べられています。しかし、収穫後何か月間もかかって私たちの食卓にやってくる果物が私たちに本当に必要なのでしょうか。安心して食べられる、新鮮な国産のレモンをお勧めします。