天日干し米(天然乾燥米)が美味しい理由

有機玄米 稲刈りの様子

天日干し米は、乾燥機を使った機械乾燥を行わず、刈り取った稲を丁寧に稲架(はさ)まで運び、稲架にかけ、お日様の光でゆっくり乾燥させます。天日で乾燥する期間はおよそ2週間。この間、お米の後熟(こうじゅく)が進み、美味しいお米ができます。

天日干し(稲架掛け乾燥)とは

収穫したてのお米は約20%程度の水分を含んでいます。水分が多いとカビ等の原因になりますので、乾燥させて約15%にします。 乾燥機で火力乾燥させる方法(機械乾燥)と、刈り取った稲を束ねて稲架(はさ)と呼ばれる横木に吊るし、お日様の力で乾燥させる方法(天日干し)があります。

最近はほとんどがコンバインと呼ばれる大型機械で稲を刈り取りながら脱穀するため、すでに籾の状態で収穫され、その後乾燥機で短時間に乾燥されます。一方で天日干し米は、刈り取った稲を丁寧に稲架(はざ)まで運び、稲架にかけ、お日様の光で乾燥させます。ぬかるんだ田んぼの中での重労働です。
架け干しレンゲ米 2018年稲刈り

化学肥料や農薬を使わず育ったおいしいお米です。乾燥方法にもこだわって、おいしく食べていただきたい。そんな生産者さんの思いがこもっています。

天日干しのお米の味

天日干しのお米は一般に機械乾燥のお米よりおいしいと言われています。昼夜の温度差により日中光合成をした稲が夜間に休息し味が熟成するとか、稲を吊るすと養分がお米の中にゆっくりと下りてきて養分を籾に移動するとか、おいしい訳には諸説あります。

お日様の光をいっぱい浴び、乾燥される架け干しレンゲ米

お日様の光をいっぱい浴び、乾燥される架け干しレンゲ米

私は天日干しの方が機械乾燥よりおいしいと感じました。環境にやさしく愛情がこもった自然乾燥米です。かけられた手間と時間がお米を一層おいしくしてくれます。

生産者 西山さんの言葉

約2週間天日乾燥させます。この間、お米の1粒1粒と葉茎の間で整理されて、美味しいお米と長期保管可能な藁が出来上がります。

お米は有機ブランド米として、藁は文化財向けの畳用として活躍して行きます。周りの田はコンバインばっかり…。支援して下さるお客様がいらっしゃるから続けられるのです。感謝!感謝!です。

有機玄米稲架掛け天日乾燥の様子 

熊本の豊かなお日様に当たってキラキラ輝くお米の粒たち

おいしくなって届きます

新米の季節。「新米まだですか?」とのお問い合わせをたくさんいただいていますが、ぶどうの木では新米はまだなのです。理由は「稲架(はざ)のうえでゆっくり乾燥させるから」です。おいしくなって皆様のもとに届きます。あと少しお待ちくださいませ。