
「夏が終わるとすぐに年末だ」
これはぶどうの木の最年長スタッフがよく言っている言葉です。
ぶどうの木に入社したころは言っていることがよくわからなかったのですが、ここ数年は身に染みる思いです。
野菜を扱うお店では夏はバタバタ、それは夏野菜に由来します。
夏野菜、主に果菜類ですが、天候により生育が急に進んだり止まったり。
毎日トラブルだらけで大忙しです。笑
そんな夏野菜が終わり少し落ち着いたと思ったらもう年末。
骨までしみてくるような寒さで布団からなかなか出られませんね。
さて、本日入荷したのは宮崎県の山田さんのにんじんです。
ひび割れと頭の緑化がありますが、肌つや・形といい状態のにんじんです。
ちなみに頭の緑化した部分を切って捨てている方はいらっしゃいますか?
食味で気になられるのならば仕方ありませんが、なんとな~く”気持ちが悪い”とか”傷んでいる”などの理由で切っていたらちょっと待って!!
緑化は人参の頭が土から出て、光合成をした部分です。
傷んでいるわけでもなんでもないし、皮も剥かずそのまま使用して大丈夫です!!
山田さんのにんじんは糖度が7.2度。特別高いわけではありませんが、雑味がなくクリアな味の為、飲んでみるとあまく感じられると思います。
余談ですが、糖度が高い=甘く感じる。というわけではありません。
糖度以外の酸味などに左右され甘みが感じられる・感じにくいなどがあります。
面白い例ですが、ぶどうの木で取り扱っている特別栽培レモンは8.1度。
でも不思議なことにレモンは甘く感じません。すっぱーいです。
ただいまの有機栽培ジュース用ふぞろいにんじんの産地は、熊本・鳥取・宮崎・広島です。
FBでリアルタイムに情報を更新しています。ぜひごらんになってくださいね。