旬のかぼすで食卓をたのしく
かぼす どう食べます
この季節よく見かける「かぼす」。ゆずほど香りが強くなく、さわやかな味わいが特徴のかぼす。焼きさんまに添えたり、土瓶蒸しに添えたりとわき役として大活躍。
でも果汁を絞って使う「わき役」だけじゃなく、かぼすのおいしさをたっぷり味わう「主役級のおいしい使い方」もあります。かぼすの香りと味わいを堪能してくださいね。
空揚げやサラダに大活躍! 塩かぼす
かぼすと塩があれば作れる「塩かぼす」。保存がきくので、たっぷり作って下さいね。消毒した保存瓶に、適当な大きさに切ったかぼすとかぼすの分量の2割の塩を入れて、時々瓶を振って混ぜながら冷暗所に置きます。
出来上がった塩かぼすは、細かく刻んで唐揚げなどのお肉料理に散らしたり、即席漬けに入れたり、サラダに散らしたり、ドレッシング、マリネなど漬け込むお料理などに大活躍。かぼすの果汁がお料理に秋を運んできます。スライスをお鍋に浮かべた「塩かぼす鍋」もお野菜がおいしくいただけます。
ソーダやゼリーでどうぞ かぼすシロップ
かぼすシロップは塩かぼすと同様に、かぼすと氷砂糖を保存瓶に詰めて砂糖が溶けてシロップになるのを待つだけで簡単に作れます。1週間~10日程で出来上がるので、塩かぼすより早く味わえます。
出来上がったかぼすシロップを紅茶にいれて甘さを付けたり、炭酸水やお湯で割ったり、ゼリーにしてデザートを作るのも良いですね。
かぼすピールでかぼすマーマレード! おいしいですよ
かぼすの皮と果肉で作るかぼすマーマレード。かぼすの柔らかい香りとふくよかな酸味がとてもおいしいマーマレードです。
できあがったマーマレードはパンにぬったりヨーグルトに加えたり、お菓子作りにも重宝します。お店ではほとんど見かけないので贈り物にもよろこんでいただけます。
かぼす2キロ
砂糖(上白糖)1キロ
インスタでおなじみ かぼすうどん
かぼすの使い方として最もスタンダードなのはかぼすうどん。インスタグラムでよく見かけますが、おうどんの上にたっぷり乗ったかぼすが本当においしそう!
香りと程よい酸味を味わうことができて、そして見た目がとっても華やか!汗ばむおひるごはんには冷えたおつゆで、肌寒い夕食にはあたたかいおつゆで。
食卓に登場した時の歓声が聞こえてきます。
いかがでしたか。引き立て役の薬味として使うことが多い「かぼす」ですが、こんな風に主役として活躍させてくださいね。